微笑む少女

ポーラが2012年から毎年発表している美肌県グランプリ
第5回、2016年の結果が発表されました!
今年は65万件超のデータをもとに分析されています。

POLA 美肌県グランプリ2016

美肌の湯との関係が気になったため、美肌県ランキング2016と温泉地の関係について調べてみました^^

美肌県グランプリ2016の結果と温泉地一覧

※代表的温泉地は、こちらのうち上位30位までを掲載しました↓

にっぽんの温泉100選
2016年旅行会社が選んだ、第29回温泉地ランキングベスト100!

順位都道府県美肌偏差値代表的温泉地
1広島75.0 
2島根74.7玉造温泉、斐乃上温泉(日本三大美肌の湯)
3鳥取66.5 
4愛媛65.2道後温泉
5秋田64.5乳頭温泉
6石川62.6和倉温泉、山代温泉
7新潟62.3月岡温泉
8富山59.3 
9京都58.1 
10東京57.7 
11岡山57.5 
12岩手57.5 
13高知56.7 
14三重56.6 
15北海道53.1登別温泉
16山口52.4 
17山形51.3蔵王温泉、銀山温泉
18熊本51.0黒川温泉
19兵庫50.9有馬温泉、城崎温泉
20宮崎50.4 
21福岡50.0 
22大阪50.0 
23長野49.9白骨温泉
24福井48.9 
25宮城48.6鳴子温泉、秋保温泉
26岐阜48.3下呂温泉、高山温泉、奥飛騨温泉
27長崎48.2雲仙温泉
28神奈川48.0箱根湯本温泉
29愛知47.1 
30埼玉47.1 
31青森46.8 
32徳島45.7 
33奈良45.6 
34鹿児島43.5指宿温泉、霧島温泉
35滋賀42.5 
36静岡41.8修善寺温泉
37佐賀41.7嬉野温泉(日本三大美肌の湯)
38福島40.6 
39香川40.4 
40和歌山39.1 
41山梨39.0 
42千葉38.0 
43大分37.5別府温泉、湯布院温泉
44栃木37.1鬼怒川温泉、喜連川温泉(日本三大美肌の湯)
45茨城35.3 
46沖縄35.0 
47群馬30.8草津温泉、伊香保温泉、万座温泉

美肌県グランプリ2016の算出方法

POLAが店舗にて独自に実施しているアペックススキンチェックによる各個人の詳細な肌状態の分析結果をもとに算出しています。
期間は2015年9月1日~2016年8月31日の一年間で、サンプル数は約65万件です。
肌状態6項目と、美肌を決める5大要因を美肌偏差値として総合評価し、その数値が高い順にランキング化しています。

肌状態6項目
肌色 シミができにくい
くすみがない
肌質 肌が潤っている
ニキビができにくい
肌表面形状 毛穴が目立たない
キメが整っている
美肌を決める5大要因
水蒸気密度ポーラ調べ。水蒸気密度とは、実際の大気中の水蒸気量を表します。空気中1㎥に水分が何グラム含まれているかを示し、その温度での飽和水蒸気密度×相対湿度から求めます。
日照時間気象庁HPより。
生活習慣アペックススキンチェック生活習慣・体調アンケートより。
肌荒風肌のうるおいを奪う、高い山脈を越えてくる乾燥型の肌荒風と、狭い平野を通り抜ける突風型の肌荒風の2種類の風。
毛穴熱風毛穴を開かせる”山”と”海”から吹き込む2種類の熱風。

上記「生活習慣」のアンケートについては、下記の項目があります。

 ①バランスのよい規則的な食事を摂っているか
 ②ストレスのない生活を送っているか
 ③十分な睡眠をとっているか
 ④適度な運動をしているか
 ⑤喫煙していないか
 ⑥紫外線に当た る機会が多いか
 ⑦冷暖房の中にいることが多いか

私も今回の期間中にアペックススキンチェックを受けましたが、肌表面の画像をはじめとても詳細なデータが出るので、現在の肌状態と将来を予測した肌状態が分かり、スキンケアに大変役立ちます^^

感想

この美肌県グランプリ2016を美肌の湯との関係から述べようと思いましたが・・・
そもそも調査項目に「温泉に定期的に通っているか」という直接的な項目はありませんw

しかし、温泉地に住んでいる人たちの入浴習慣=美肌効果・肌状態が少しでもランキングに表れていたら嬉しいな~と思い、「なんと有名温泉地が軒並みトップ20にランクイン!」なんて結果を期待して比較してみるという試みです^^

評価項目である「シミができにくい」「くすみがない」=硫黄泉、「毛穴が目立たない」=酸性泉、「ニキビができにくい」=硫酸塩泉、「肌が潤っている」「キメが整っている」=メタケイ酸の多い温泉などで改善できる部分ですからね。

ポーラのお店までスキンチェックに訪れる方と、美肌を意識して温泉に通う方の客層が違うと言われればそれまでなのですが笑;

日本三大美肌の湯の明暗が分かれた

日本三大美肌の湯
順位都道府県美肌偏差値代表的温泉地
2島根74.7斐乃上温泉
37佐賀41.7嬉野温泉
44栃木37.1 喜連川温泉

地元の方に、温泉に入る習慣があるかということかな?
そんな意味だとしたら、驚いたのは次の大分県。

温泉大国の群馬県・大分県がまさかの下位

順位都道府県美肌偏差値代表的温泉地
43大分37.5別府温泉、湯布院温泉
47群馬30.8草津温泉、伊香保温泉、万座温泉

日本三大美肌の湯では明暗が分かれており何とも言えず、「温泉地の有無」まで範囲を広げると、温泉大国の大分県は43位、群馬県は最下位の47位です。

共同浴場が数多くあり、人々の生活に温泉が根付いている大分県。
群馬県も、草津温泉は日本一と言える人気温泉地ですが、地元にも馴染んでいるのかな?
温泉=必ずしも美肌というわけではない?
やっぱり、ポーラにスキンチェックに行く方と、温泉に通う方の客層にズレがあるかも笑

グランプリの広島県には温泉が無い

順位都道府県美肌偏差値代表的温泉地
1広島75.0なし

広島県は温泉に恵まれている土地ではありません。
にっぽんの温泉100選にもランクインしていません・・・

にっぽんの温泉100選
2016年旅行会社が選んだ、第29回温泉地ランキングベスト100!

そんな広島が美肌県グランプリ!
ますます、美肌と温泉地の有無には関係が無さそうですね^^;

美肌県グランプリ2016と美肌の湯に関係はある?

以上により、結論としては、

美肌県グランプリと美肌の湯は全く関係がない

と言えそうです笑;

泉質で効果の程度に幅はありますが、温泉が美肌に効果があることは検証済みの事実。
美肌県グランプリの算出方法では、美肌の湯や温泉地の有無との関係は図れないという結論に至りました。

膨大な肌データを持つポーラですから、今後温泉業界とタッグを組んで、美肌の湯との関係を調査なんかしてくれたら面白いかもしれません(*^^)v