神秘的で心が洗われるような美しい青湯。
日本では熊本県北部~由布院、別府などの一部でしか見られない非常に貴重なお湯です。
青湯には天然の美肌成分であるメタケイ酸が突出して多く含まれており、女性に嬉しい美肌の湯でもあります。
今回はそんな美しい青湯をご紹介します^^
日帰り温泉ベスト5に加え、宿泊者限定&見て楽しむ青湯も掲載しました!
由布院温泉:束ノ間(旧庄屋の館)
青湯と言えば庄屋の館!
熊本地震による泉質の変化等で休業していましたが、束ノ間と名前を改めて再開されました。
日帰りで入れる露天風呂には白濁のコバルトブルーが広がり、ため息が出る美しさ。
感動すること間違いなしです。
家族湯もありますが、青さは露天風呂が一番美しいですよ。
岳の湯温泉:豊礼の湯
絶景で青湯を楽しめるのは豊礼の湯。
オーナーによると、夏場は水色(画像は夏)、冬は青が濃くなるそうです。
露天風呂は加水・加温・消毒なしの源泉100%かけ流しで、夏場は熱すぎるときだけ加水しているそうです。
家族風呂はお風呂のサイズの都合で加水していますが、24時間コインタイマー式で利用出来るという便利さ!
入浴すれば地獄蒸しを無料で利用できますので、受付で卵、お肉、野菜などを購入して楽しんでみてはいかがでしょうか^^
ニワトリ一羽1,300円・蒸し時間75分という本格的なものもあります^^
豊礼の湯
- 熊本県阿蘇郡小国町西里2917
- 0967-46-5525
- 500円
- 8:00-20:00(家族風呂は24時間)
- 無休
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明礬温泉:ホテルさわやかハートピア明礬
観光客の多い明礬温泉で、穴場でオススメなのがさわやかハートピア明礬。
白濁した美しい青湯の内湯や、開放的な露天風呂でゆっくりできます^^
家族湯もあり、青湯の硫黄泉、お肌がスベスベになる炭酸水素塩泉も楽しめます。
ホテルさわやかハートピア明礬
- 〒874-0843 大分県別府市大字鶴見1190-1
- 0977-66-1321
- 800円/小学生400円/幼稚園児以下無料
- 平日・土曜日13:00-22:00/日曜・祝日10:00-22:00(受付21:00まで)
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由布院温泉:湯布院奥湯の郷
由布院の中心部から30分ほど離れたところにある、奥湯の郷。
透明がかった青湯で、日帰り温泉は貸切50分となっています。
自噴する100℃近い源泉を、湯雨竹という竹をはわせる装置で自然冷却しており、源泉100%かけ流しを実現しています。
温泉チャンピョンの郡司勇さんがにごり湯番付で西の横綱とし(2004年)、温泉アナリストの北出恭子さんは「青湯の中では九州一の美しさ」と評しています(2016年)。
画像よりもっと濃いブルーハワイのような色になる日もあるようです。
黒川温泉:和風旅館美里
黒川温泉中心部にある硫黄泉です。
透明~乳白色~グレー~青など色の変化があります。
黒川温泉には30軒ほどの旅館がありますが、青湯になるのはここだけです。
宿泊者限定の青湯
山川温泉:しらはなシンフォニー
わいた温泉郷の山川温泉にあるしらはなシンフォニー。
お湯自体はほぼ透明なのに、離れるとご覧のように青く見え、白濁することもあります。
画像の露天風呂は宿泊者専用ですが、人がいない時などに稀に入浴させてもらえることも。
日帰り用の露天風呂はこちらです。
青さはありませんが、ふかふかに積もった大量の湯の花は見ものです^^
由布院温泉:ゆふいん泰葉
温泉チャンピオンの郡司勇さんから「日本一の青湯」と評されたゆふいん泰葉。
上画像の宿泊者専用露天風呂と、下画像の日帰りで入れる内湯があります。
日帰りでは家族湯もありますが、最近はほぼ透明です。
青湯になるには空気に触れる必要があるので、内湯は鮮度が高いか、温泉は生き物なので泉質が変わってきたのかもしれません。
メタケイ酸の含有量は567mgと日本でトップ10に入るレベルで、ツルスベのお湯を堪能できます^^
見て楽しむ青湯
海地獄
こちらは別府地獄めぐりでおなじみの海地獄!
入浴は出来ず見学だけですが、とても美しい青湯を楽しめます^^
おわりに
青湯は透明な青になったり、白濁したり変動することもあります。
美しい青湯に出会うのは運とも言えますが、旅の目的にするにふさわしい感動があります。
ぜひ、気になった青湯を訪れてみて下さいね^^