長湯温泉郷の湯旅館

炭酸泉で有名な長湯温泉に、特濃で極上の炭酸水素塩泉があります!
長湯温泉を訪れたなら、必ず立ち寄りたい旅館をご紹介します^^

長湯温泉郷の湯旅館のポイント

  • あまりの析出物に、浴槽に手をつくと崩れる
  • 浴槽の外も必見
  • 「源泉かけ流し宣言」をしている温泉地
  • スタンプ:九州八十八湯めぐり対象

郷の湯旅館レポ

川壁がすごいことに

長湯温泉郷の湯旅館析出物

郷の湯旅館に着いてまず目を引くのが、析出物ですごいことになっている浴槽下の川壁!
上の木造の建物の窓が、ちょうど女湯の内湯です。
どんなお湯だろうとワクワクしながら浴槽に向かうと、浴室内も予想通りすごい。
浴槽は石なのか木なのか原型をとどめておらず、手をつくとズルッと崩れ落ちるほど成分が付着しています。
熊本の弓ヶ浜温泉を思い出しましたが、あちらは浴槽が崩れ落ちるような感覚はなく、初めての経験でびっくり!

原因は大量に含まれるカルシウム!

主な原因は1リットル中に197mgも含まれるカルシウム。
「沸かさず・薄めず・循環せず」の源泉100%かけ流しで、油も浮いて油臭もします。

源泉は51℃で、しばらくかき混ぜてやっと入れる熱さ。
口に含むと塩辛く、入っているとポッカポカになり汗が止まらなくなります。
炭酸水素塩泉は浴感から冷えの湯と言われていますが、こちらのお湯は塩化物が多いのもあり、浴後いつまでも暖かく大変気に入りました^^

温泉にこだわりのあるオーナー

お湯に対するこだわりが強い、気さくなオーナーが色々と教えてくださいます。
良いお湯を守っていただき、本当にありがとうございます。
また是非訪れたいです^^

温泉の詳細情報

+ 温泉分析書を見る

日付:H22.2.23(H28.12.10)
源泉:郷の湯旅館
泉質:マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性アルカリ性高温泉)
温度:51.0℃
形態:掘削自噴200m
湧出:127リットル/分
pH:8.5
溶存物質量:4,781mg/kg
主な成分:ナトリウムイオン486mg マグネシウムイオン310mg カルシウムイオン197mg 硫酸イオン453.2mg 炭酸水素イオン2,760mg メタケイ酸235mg 遊離炭酸792mg

源泉100%かけ流し
源泉かけ流し
かけ流し
循環ろ過
加水
加温
消毒
温泉分析書
利用状況

おわりに

溶存物質量が5,000mg/kg近くある温泉は、温泉アイランドの九州でも指折り!
ぜひ訪れて特濃の温泉を味わってみて下さい(*^^)v

施設情報

長湯温泉郷の湯旅館

大分県竹田市直入町長湯3538-2
0974-75-2912
10:00-18:00
不定休
大人500円
あり(無料)
http://www8.plala.or.jp/satonoyuryokan/
なし
内湯のみ(露天風呂休止中)
洗い場あり
ボディソープ、シャンプー、リンス、ドライヤー

この宿の宿泊予約・口コミをみる