山鹿温泉さくら湯内湯

1640年、肥後藩の御茶屋として始まって以来脈々と続く山鹿温泉の歴史ある元湯が、平成24年にさくら湯として新たに誕生しました。
剣豪・宮本武蔵が招かれた記録や、篤姫が訪れた記録もあるそうですよ。

山鹿温泉さくら湯のポイント

  • 明治3年~昭和33年当時の姿を再現したレトロ温泉!
  • 6時~24時まで入れて利便性◎
  • pH9.62のアルカリ性の優しい単純温泉
  • 飲泉・持ち帰り可能
  • スタンプ:九州八十八湯めぐり対象

さくら湯の日帰り温泉レポ

山鹿温泉さくら湯外観

源泉が3つも

源泉は浴槽(新源泉)、カラン(金剛泉源)、飲泉(薬師源泉)の3つがあります。
カラン、浴槽は溶存物質量約200mg/kgのアルカリ性単純温泉、飲泉はアルカリ性弱放射能泉です。
お湯は源泉かけ流しと思われ、浴槽内に湯口があるようでした。

飲泉&持ち帰りが可能

アルカリ性弱放射能泉の源泉は、さくら湯前に飲み場と案内板があります。

  • 夕食後~就寝前の飲用はなるべく避ける
  • 15歳以下の飲用は避ける
  • 1日の飲用総量は1リットル以下
  • アルカリ性が強い(pH8.8)ため希釈か飲む量を減らす
  • 持ち帰る時は沸騰させて使用する方が望ましい

など注意書きがあります。
口に含むと、クセの無い温泉水でした。

備品はないので持参しましょう

さくら湯はたった300円で入浴できる共同浴場。
無料で使える備品はドライヤーのみなので、シャンプーやボディーソープは持参するか、購入も可能です。

温泉の詳細情報

+ 温泉分析書を見る

日付:H28.2.3(訪問H28.11.27)
源泉:新源泉(浴槽)
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
温度:40.0℃
形態:不明
湧出:記載なし
pH:9.62
溶存物質量:188.1mg/kg
主な成分:ナトリウムイオン52.3mg 炭酸水素イオン33.6mg メタケイ酸43.7mg

源泉100%かけ流し
源泉かけ流し
かけ流し
循環ろ過
加水
加温
消毒
温泉分析書
利用状況

お湯の利用状況の掲示が無かったので推定です。
消毒臭は強くなかったので、消毒ありだとしても快適に入れましたよ。

一緒に楽しみたいオススメスポット

国指定重要文化財八千代座

熊本県山鹿市八千代座

国指定文化財の八千代座は、公演もありますが館内の見学のみも可能です。
さくら湯から徒歩10分ほどです。

コーヒー&パイの専門店タオ珈琲

さくら湯は山鹿の中心地にあるので、おしゃれなカフェやランチも近くにあります。
私のオススメは、八千代座近くのコーヒー&パイの専門店、タオ珈琲。
ランチならラララ♪カフェや美味しいピザがいただける蔓薔薇が徒歩圏内ですよ。

おわりに

温泉もさることながら、その重厚な建物に圧倒されるさくら湯。
のんびりしていると、ふと明治時代にタイムスリップしたような感覚になります。
壁に掲示されている昭和のポスターもいい雰囲気。
レトロ好きな方にも一見の価値がある温泉ですので、ぜひ訪れてみて下さいね^^

施設情報

山鹿温泉さくら湯

〒861-0501熊本県山鹿市山鹿1番地1
0968-43-0111
6:00-24:00
毎月第3水曜日(祝日の場合は翌平日)
大人300円
あり(無料)
http://yamaga.site/?page_id=1548
あり(10円)
内湯のみ
洗い場あり
ドライヤー